被害者意識についての記事を書いたことがありますが、お客さんたちと話していると、ご自身のされたことに対する被害者としての自覚のない方が多々いらっしゃることに驚かされます。被害者意識というのは、自分が被害者だと思いたい意識のことを指し、その認識は主観です。が、事実、被害者であるという認識は、自分がされたことに対する客観的な眼があることが必要なのですが、所謂それがないのです。

つまりそれは、自分は人からそうされるべき存在またはそうされて仕方のない身分であると、受け入れてしまっているということです。どうしてかという一番簡単な認識は、「初めからそうだったから」ということ。極端に言えば、そもそも生まれた時から自分は必要なかった。そもそも相手にされなかった。そもそも否定されバカにされ続けた、ということ。それを虐待と呼ぶのですが、当事者にそれは分からないのです。

家庭から、世間や社会にでたところで、人と違う自分のポジションに何となくなんでだろう…と思うことはあれど、それも「自分だから(自分が悪い)」と思うだけなのです。まあ、そもそもは被害者でも、後天的に被害者意識を持ったり、加害者になったりすることはありますが、もしあなたが、対人関係においての楽しさ喜びなどなく、辛さ苦しさを感じ続けているのなら、一度お近くのカウンセリングを受けてみられるのもいいんじゃないかと思いますよ