自分を出してぶつかって、それで切れる関係なら、それはそもそもそれだけのもん。 その関係が合わないというだけ。 喧嘩してさらけ出して、そこで切れるなら、そりゃそこまで。 でも、多くの人はそこまでも行ってない。 つまり、ぶつかったりさらけ出したり喧嘩したり、 そういうことを避けて、妙に仲良しごっこ上っ面な付き合いばかり。 本気の会話などどこにもない。

 虫の居所が悪い時や、ミスや思い通りにいかない時、ムカついたりイラついたりするし、 本気で付き合っている人が側にいたらそれを隠さないし、 そういう自分を出したら、そりゃ喧嘩や不穏な雰囲気になると思うんですよ。 それが出し合えない関係、そういう時に喧嘩できない関係のどこが本気なんだろう。

うちの夫婦はそういう意味ではすごく面白い。 お互いにその時々の感情を隠さないから、すぐに喧嘩になる。 感情を出してぶつかって、すっきりするまで言い合って終わる。勿論、謝れる。 喧嘩して夫が車中泊したことや、 東京駅で解散し別々に帰ってきたことや、 ちょうど昨日も、御殿場でちょっとした会話から不機嫌になり、 私が車から降り電車で帰ることになりそうになった。 夫が駅に走って探しにきてぶつけ合って済んだ。これが日常茶飯事。

イラついたり時にはへこんだり、そういうことを安心して出せる相手と、 出されたほうも我慢せず、自分の意見や気持ちを その時の自分の感情のまんま出せる。 本気で怒り本気で叱れる、そういう対等さがあるから100%ガチで挑める。 全てにおいて同じ価値観の人などいない、 だからこそイヤなとこ違うところをさらけ出せ、 自分が自分らしく生きていけるよう 自分のしあわせのために、出し惜しみせず協力し合える。化かしあいではなくて、利用しあう、 それが尊重。 大人な関係。 本気の付き合い。