人の生き方というか、物の見方や行動の仕方には、その人となりが必ず表れています。 それぞれ、その人本来の視点、軸のようなものといいましょうか、 その人の持って生まれた個性がアンテナとなり、自分の見方、行動を形づくります。

しかし、それが他人から影響を受け続けると、その視点・軸がぐらつき、 ブレた行動パターンになっていきます。 その殆どは、幼少時代の家庭環境、繰り返される日常の中から、親の価値観や 家庭にあった空気によって影響されます。 例えば、いつもいい子であった人は、大人になってもそれが行動に表れます。

親の言うことをよく聞くいい子だった人は、親に似た他人に敏感に反応しやすいでしょう。 両親のどちらかが絶対的な権限を握っていたり、暴力、いさかいが絶えなかった家庭に 育てば、世間のそれらのものに敏感に反応するでしょう。 道徳的傾向が強い家庭は、善悪での見方が身に付き、善行、立派な人を 目指すようになるでしょう。

このように、それぞれの行動パターンには、過去に受けた色んな反応が付着していきます。 人間は繊細なデリケートな生き物ですから、非常に敏感に他を察知し、変化します。 その付着が少ないとあまり気にならないのですが、本来の素を脅かしてくると、 ぐらつきやブレが生じて、違和感として認識されます。

カウンセリングでは、本来の自分の素が何なのか、付着がどういうもので、 どう影響していたのかを解いていきます。 とても奥が深く、自分でしかできない、人生最大のパズル。 すべてのパーツがはまる、最高の謎解きです。