自分に対するコンプレックス、弱いとか下とか劣ってるとか悪いとか、 いわゆる劣等感があり、自分のその部分を裁き、治そうとか高めようと 頑張っている方。 思うようにいかないと、そういう自分を更に裁き自己嫌悪の迷宮で 苦しんでいませんか? そういうあなた、自分が自分を本当に劣悪だと思っているのかどうか、 考えてみて下さいよ。

その劣等感の多くは思い込み癖です。 人に合わせられない自分、馴染めない自分、楽しめない自分、 頑張っても出来ない自分、我慢できない自分、そういう自分が本気でイヤだと、 ホントにダメだと思っているなら、人間 何とかするもの…今、何とかできない自分をまた責めた? 自分に劣のラベルを貼り、劣意識を植え付けることで、納得しようと してやしませんか?

だけど、中の方では何かが腑に落ちなくて、納得しきれてないんじゃないの? 大抵の人は、人と比較して下がっている自分、出来ない自分、弱い自分を 否定されると基本的にはムカつくのですが、人に言われたくないので どうしたらいいか考えます。 はじめは自分に劣や優、上下に対する卑下や偏見がないので、 人に指摘されたら先ず自己点検をする。 人から否定されたら、治そうと試みる。 しかし、いくら試みても違和感を拭いきれない。 だって本来、劣意識ないから変えようとしても意味が理解できない。

だから 従いきれない。だからいつも上手くいかない。 そして自己嫌悪が始まり思い込み癖はつく。 その本質は劣等感で悩んでいるのではなく、 人と関われず繋がれないことに苦しんでいる。 ほら、思い出して。自分は、ただただ人と仲良くしたいだけだから、正直に 本音で話しているのに、それを否定され弾かれてしまうから…。

そもそも自分が劣だと思っていましたか? ダメだバカだグウタラだ、と、言われ続けると自分は劣っているという 思い込み癖がつきます。 自分が悪いんだという、思い込み癖がつきます。

しかし、何故ダメなんだ?何故出来ないんだ?と納得しきれないと、 どれだけ劣等意識に苛まれようとも頑張ることはできません。 ずっと自分を責めていても、確信が持てなければ動けないでしょ。 自分を裁けば円く収まる?自分の内側は、 そう上手いこといかなかったんじゃないですか? だって、ホントはなんにも悪くないもの。

その劣等感、誰のもの? 人間の本質は変わらない。 劣意識があれば治そうとする、もしくは隠そうともする。 でもどちらも、頑張れるものではないのですよ。

コンプレックスはあったっていい。 だけど、きちんと理解しないと自分が解らなくなります。 コンプレックスはどこで埋め込まれたか辿るものです。 意識の奥へずうっと入っていくと、その、劣と見なした自分の意識が、 何を言いたいのか語りたいのか動き始めます。