電車の中で楽しそうなグループを見ていて思い出した。 昔の私は自分のまんまでいることが恥ずかしかった。 人の振る舞いがとても自然に見えて、自分の言動のぎこちなさが自分で 歯がゆくて、息苦しくて、内心ではホトホト参っていた。 学校時代は、休み時間が苦痛だった。 無邪気に楽しそうに振舞って見える雰囲気の中にいると、自分の何かが刺激され、 もの凄い居心地の悪さを感じていた。

人といるとポツンと置いていかれるような感覚、初めそれは、 人に反応しているように思えてたのだけれど、どうやら、自分が自分の無邪気さを 置いてきぼりにしていたようだ。 私は思い違いをしていた。 何をせずとも、ただそこに居ていいんだということ。 そうすれば、自ずと自然に無邪気に振舞えるんだということ。 これを許可していなかったのは自分だった。

おどおどした本性が泣き出してしまいそうで、それがみっともなくて、隠そうとした。 自分が自分を認めていなかった。 私になるには、私を許すことだった。 静かに自分と向き合い、正直になることだった。