お客さんとこんな話になった。 小学校3年の時、体育の水泳の授業で、その先生はプールサイドから 泳げない私の頭を水中に押しつけた。 私は水が更に怖くなった。 小学校4年の時の先生は、プールに入り、私の手を引きながら ゆっくりと、リラックスするよう言われた。 私はその時間内に泳げるようになった。 この違い、お分かりでしょう。

水の中で目を開けたり浮いたりするのが、怖くないと解るのは 自分の体験・経験値でしかない。 つまり自分が、「怖くない」「平気だ」と体験できなければダメだということ。 でも、怖がっている人にそれを教えるのは大変。 ならどうするか?

もし、怖いけどその人がいてくれれば安心 という、信頼関係みたいなのがあったら、 この人が言うんだから大丈夫かも、とか、 この人なら、もしもの時は助けてくれるだろう と思えるだろう。 物事の習得や、怖くないと解っていくには、 体験そのものに対して恐怖感を減らそうとするのではなく、 「側にいてくれる」 という安心感を与えることが、 人を未知なる体験へと進ませるコツなのです。