今が怖いのは、過去に生きている人です。 当然、未来など怖くてどうしようもない。 過去の思いが残っていると、その感覚が似たような出来事に同じように反応し、 同じパターンとしてできてくる。 それが生き辛さであり、過酷な体験ほど反応は強烈で、今を脅かされるような怖さとして、 日常のはしはしで反応してしまいます。

しかしその反応は過去のもの。 それを過去とすることで、つまり思い出となれることで、今この瞬間の怖さはなくなり、 生き易くなります。 過去にするには、残っている感覚の痕跡を辿り、その時まで行ってみる。 するとその時に、自分がどう感じ、何を考えていたのか、はっきりと蘇ることが できるのです。

少しずつ、こういうことがあった、こんな感じだったという事実を再体験し、 過去の、当時の自分の思いをきちんと感じ切ることで、過去のその場所が埋まり、 安堵できるのです、 まるで忘れかけていた残りのピースがはめ込まれ、自然に馴染むようにね。