大人になるということは、上手く生きれることではない。 我慢が増えたり、嫌なことでもしなければいけないようになることではない。 まして、世間からどう見られるのかが大事になることでもない。 それでは、人間から遠ざかっていく。

善悪の区別は小学生くらいになれば大体わかる。それをくどくど説かれ、失敗経験や怒られ経験を避けていては、責任というものが何なのかさっぱりわからず、自立は程遠い。 世間体や体裁優先では、不安を煽り、自信などつきはしない。

世の大人は「人並みの生活」を期待しすぎ。 人並みから外れないよう、必死で枠から食み出さないよう、子供の大事な芽を摘んでいる。それでは大成できないよ。 人並みってなんだい? 世間は、親より、「世間」ってヤツをちゃんと教えてくれる。 約束破れば、クビになる。金儲けの苦しさ、面白さ。お客さんに喜ばれる嬉しさ。失敗の後始末・・

家庭に必要なのは、何でも語れる環境。善悪説いたり説教されたり規制ばかりでは何も育たない。 学校へ行きたくなければ行かなきゃいいじゃん。学歴なくて世間からどう扱われるか、それを体験してみる方がよっぽど大事。

例えばうちの息子は高校時代にホストのバイトで、飲み(お酒)の辛さ、お金をもらう嬉しさを感じたそうだ。 大学に入ったものの面白さを感じず、1年で中退したが、その後の人生に全く影響はないと感じたそうだ。 人によって感想は違うだろうが、だからこそ身を持って体験してみること、それにつきる。

子供だからとか大人だからとか、そんなでたらめな既成概念に囚われず、もっと人間になったほうがいい。 自分に忠実に、大声で泣いたり、いつまでもうじうじしたり、いちいちカッコつけてみたり、好きなように生きたらいい。

私ら、人間、ロボットじゃないんだからね。 もっと、もっと、正直に、人間臭くなっていい。 大人気ない と思う親。 あんたが子供を見習ったらいい。