生きづらさの根本原因である自己不一致とは、親との関係の中で~あるべき子供として何の疑いもなく育ってきた人に多い。ただこれに気づくとき、その、後天的に作られた形状記憶状態を戻す作業は難しい。毎日がしんどい…承認欲求と見捨てられ不安から、他人に迎合したり、怯えたり、しかもその裏側ではスネ・ふてくされがある。当たり前のように過ごした年月のなかに、押し付け・支配がまかり通っていた。それが分かり、親を嫌い憎むことができたとして、恐怖と怯えから解放されなければ、今の日常における自分が、自分で居られるようになることはできない。

人は、親との関係性が、全ての人間関係の基となる。生きづらさを抱える人の人間関係には、人に対する恐怖や怯え、更には不信感があり、しいてはそれが親子間にあったのだが、家庭の中ではそういう感情や気持ちを抱く暇や出せる空気はなかったので、感情すらなくし迎合することに馴れてしまう。だからこそ、親以外の他人に相対したとき、本来の自分を出せないままの自分ながら、当時感じることすらできなかった恐怖が先にでてしまい、本来できる筈の会話や仕事に支障をきたす。

これこそが感情のフラッシュバック。あなたの境遇が、特異な経験ではなかったと思いますか?日常・慢性的にまかり通っていた未必の故意に他ならないのですよ。フラッシュバックとは、当時は感じることができなかった、或いは感じきれていない感情を、今の自分が再体験することで感じ直し、それを正しく理解し、今の自分が昇華できるまで続きます。

そしてそこから脱却するには、当時は支配されコントロールされていた自分が、今、その間違った関係と相手を正しく非難し、今の自分は親の支配には屈せず、絶対に従わないと宣言できること。その為に親と対峙できれば一番いいのですが、怖かったり怯えビビッてたりと簡単ではない。だけれども、その一歩としてやれることは自分の感情を感じる許可を出すこと。いつものような、「はい、わかりました」「ありがとうございます」ではなく、「いちいち決めつけるな」「うっせーよ」「指図すんな」というような反感を許可すること。それから、相手から押し寄せてくる正論に、「そこじゃない」と思えること。