この世の中、往々にして権力やエネルギーの強い人の意見に納得してしまいがち。 例えば、テレビでいうと、スピリチュアルの江原さん、三輪さん。 彼らの発言に右へ倣いしすぎてはいないか? 信じるのは勝手ですが、占いや霊感を超えた彼らの断定的な物言いに、 太刀打ちしにくい威圧感を感じる。 それは、いかにも予言的であり、そうしなければ罰が下されると思わせるような 錯覚に陥らないか?

瀬戸内寂聴さんの悩み相談なども、けっこう断定的なこと言ってますね。 彼女の人生経験から滲み出る強さに大きく納得しそうですが、同じことを私が言ったら、 何人が耳を傾けるでしょう。 つまり、内容が同じなら、誰に言われても、ナルホド、ソウダッタノカ・・ と思えなければ可笑しい。 けれどそこに違いが出るのは、メディアの戦略もあるでしょうが、知名度、 カリスマ性をアップさせた説得力の上手さなんじゃないか。

自分が悩んでいるとき、力強いアドバイスは欲しいものだ。でも、実際には、 そのアドバイスに従うかといえば、そうではないことが多い。 正論や善作というものは、一般論や他人事にしか通用しない。 だって、解っているけど出来ないことが問題だから。 正論と自分の納得とは別の次元だからね。 だから、立派な人の意見と自分が違っていても嘆く必要などない。

世の中の主流が世論を動かしている、しかしそれが、それが正論とは限らない。 何の力が働いているか、きちんと見極めてください。惑わされないで下さい。