親密な関係の獲得、 それは、自分の深いデリケートな部分に踏み込まれる可能性に対して、 恐怖や不安を冒してまでも踏み込む許可を、自分に与えられるかどうか。 したがって、自分に踏み込まれたくない領域がある以上、 親密な関係にはなれないだろう。

親密な関係の獲得、 それは、相手に気持ちでぶつかれるかどうか。 勝ち負けの外、自分の気持ちに、ただただ正直になれるかどうか。 一般論はもとより、礼儀や弁(わきま)えの類を持ち出して、 論破に終始してるようじゃ、始まらない。 理論武装を脱ぎ捨て、気持ちでぶつからなければ、壁のない関係にはなれない。

親密な関係、それは当然、相互関係でなくては成立しない。 だから、例えば食い違いが起きたとき、 気持ちでぶつかれない相手、ケンカをしたくならない相手とは、無理だろうね。