心配は自分のためにある。 他人のためにするというのは、言い訳、すり替えでしかありません。 例えば、遅くまで帰ってこない家族が心配なのは、事故しやしないか、 悪いことしてないか、事件に巻き込まれてないか・・ なんて、そうなったら嫌だと思う自分の不安な感情です。

心配というのは、自分が巻き込まれてしまうことや自分が困ってしまうこと、 自分が責任を負うことになることを恐れる不安な気持ち。 自分ごとではないのでどうすることもできないジレンマです。

例えば不登校の子供を心配する親。 卒業できるかしら、将来どうなってしまうんだろう・・という心配は親のもの。 世間体や自分の期待を裏切られたくない不安な感情。 安心感のなさから生まれるザワツキを放っておけない、自分の気持ちです。 特に、家族や親しい人などに対し、期待や依存があれば、自分の思いが乗っかり 心配は増幅されます。

また、状態や状況に優劣や善悪感情が強い方ほど、時にはその相手に心配を 押し付けてしまいます。 しかし、私が言いたいのは、心配するな ということではなく、その心配が 自分のものだということを理解せよということ。 それを相手に押し付けるなということ。 相手の人生は相手のものです。 相手の責任は相手のものです。 それが少しずつ理解できると、自分と相手が少しずつ切り離せ、 心配をする必要性も減ってくるということです。