まったく、人は人をどうしたいんだろうね。 自分を理解して欲しいとか、解って欲しいと思う気持ちは、誰にでもある。 それを、愛しい相手にこそ、向けたくもなる。 自分が不安なら不安なだけ、自信があれば尚更、好きな人に 好きになって欲しいだけ、一生懸命になります。 叶わなければ叶うまで、追い詰めてしまう。 とことん思いに執着してしまう。

親とか子とか、彼とか彼女とか・・相手をコントロールしたくなったり、 嫉妬したり、束縛したりしてしまう。 理性が効かなくて、どうしようもなくって、追いかけて追い詰めて、 諦められず相手を傷つけてしまう。 解っていても止められない、理屈じゃない。

反対に、相手の期待に答えようと、自分を犠牲にしてまで尽くすのは、 それだけ相手の喜ぶ顔が見たいとか、認められる満足感のため。 相手に見捨てられたくないから。 境遇の違いや個性の違いは、やり方を変えますが、行き付くところは同じ。 どれだけ憎んでも、どれだけ悲しんでも、見捨てられたくなくて、 頑張ったり我慢したりしながら、激しく執念深く、頑固に自分らしく求める。

なんか、健気じゃないですか。 人間て、愛しさ、憎さ、可愛さ、怖さ、楽しさ、悲しさ、辛さ、寂しさ、 全部を味わいつくす為にいるんだろうな、とつくづく思います。 欲望も執着も、アジなもの、オツなもの。 よくぞ、人間に生まれたり! であります。 人は、人と関わることによって自分を探している。 みんな、自分のやり方で一生懸命なんですよ。 いやぁ、人間てすごいなぁと、日々感じています。