★庶民でよかった!負け惜しみのしあわせ

「親ばか」に代表されるように うちの子カワイイ、カシコイでしょというような 特別に見られたい願望は多かれ少なかれあるだろう。 しかし、だからといって本当に、 「唯一特別な人」になりたいかと言えば、 実際のところそうでもないみたいだよ。

例えば、昔 ファミレスに個室を作ったが思うように利用者がなく廃止されたという。どうやら、全部が見渡せる空間で、他人の行動を横目で見ながら自分が人と何となく同じだったり、少し他人を笑ってみたりしながらみんなとおなじ安心感と楽感を感じられることが好まれるようだとか。 これは、ファミレスの話なので、特別感を味わいたいときには それなりの場所を選ばれるのでしょうが。

人がリラックスしていられるには、 普段着で普段通りの話をみんながしていられる空間に自分と同じような人がいるということ、それが一番気楽なんでしょうね。つまり、特別なのはたまでいいということか。 ほら、アイドルに憧れていても 結婚相手に選ぶのは自分と同じような 楽で居心地がいい人でしょ。 高級住宅街に住むのは夢だけれど いつも気取ってかっこつけなきゃならないとすれば かったるいもんね。

労働してきて「あー今日はキツかったなぁ」「あの上司ムカつくなぁ」「今日のキャベツは10円安かった」なんて言いながら 「ビールがうめえなぁ~」って言い合えてたら それ、幸せなんじゃないですかね。

大事なのは そういうことを言えること、そして言い合える相手がいること。 それには、たまのお気取りもいいけど 単純でシンプルな日常での会話を 忌憚なく言える庶民でいられることが 一番強いんじゃないですかね。だって その庶民が日本を支えているんですから。素でいられること、そういう関係があること、それが何より大事なことじゃないのかな。